鹿角のいいこと

春の青垣山の縦走登山

4月17日(日)に「皮投岳・五の宮春山登山」が開催されました!

皮投岳と五の宮嶽は、詩人の石川啄木が詠んだ「鹿角の国を憶ふ歌」という詩にも登場する、鹿角盆地を取り囲む山々の総称である「青垣山」の一つです。

鹿角に伝わる伝承「皮投岳物語」「五ノ宮皇子」の舞台にもなっており、その登山道は古くから「御嶽詣り」の道として、鹿角に住む人々に親しまれています。

 

今回は、鹿角市山岳会の呼びかけに市内外から40名以上の方々が参加し、全長約12kmの残雪の登山道を進みながら、皮投岳と五の宮嶽の縦走登山に挑戦しました。

山頂で鹿角の街並みを一望できる皮投岳は、標高1,122mということで「良い夫婦の山」とも言われており、この日参加した4組の夫婦が山頂での記念撮影を行いました。

あいにく、五の宮嶽では時より強い風雨に見舞われてしまいましたが、無事全員がゴールである大日霊貴神社(おおひるめむちじんじゃ)に到着し、山岳会から参加者全員に完走証明書が交付されました。

 

ちなみに、紅葉シーズンである9月下旬にも、色鮮やかな美しい山並みを楽しむ秋山登山が予定されていますので、健脚に自信のある方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか?

2016.04.22